
はじめに
機械開発の現場から、ゲーム開発の世界へ。今回ご紹介するのは、社内で「カト」の愛称で親しまれているカトリーナさんです。来日後に機械開発の会社で経験を積み、その後OX ENGINEER STUDIOへ転職しました。現在はC#/Unityを中心に案件へ参画し、出向先で複数タイトルに携わりながらスキルを磨いています。参加したハイパーカジュアルゲーム開発のプロジェクトでは、100万DL達成を経験したこともあります。
カトリーナさんの自己紹介
来日後のキャリアの歩み
カトリーナさんは、日本に来てまず機械開発の会社に入社しました。業務の中で、データ処理や仕組み化に向き合う機会が多く、自然とプログラミングの必要性を強く感じるようになったといいます。その後、経験を活かしながらゲーム開発へフィールドを移し、OX ENGINEER STUDIOでC#/Unityを用いた案件にジョインしました。出向先でさまざまなタイトルに関わり、実装力や調整力、開発の進め方を実務の中で積み重ねています。
代表的な経験
参加したハイパーカジュアルゲーム開発のプロジェクトでは、100万DL達成を経験しました。短いスパンで仮説検証を回し、手触りや挙動を調整しながら品質を上げていくスピード感のある現場で、開発者としての地力を磨いてきました。
OX ENGINEER STUDIOを選んだ理由
「プログラミングを伸ばしたい」時期に届いたスカウト
OX ENGINEER STUDIOへの入社のきっかけは、まさに「プログラミングをもっと伸ばしたい」と強く考えていたタイミングでした。機械開発の仕事を通じてプログラミングを独学で学び、手応えも課題も見え始めていた時期に、OX ENGINEER STUDIOの担当者からスカウトを受けたことが転機になりました。
カトリーナさんにとってそのスカウトは、進む方向が間違っていないという確信につながったそうです。そこから話を聞く中で、実際の開発現場で経験を積みながら成長できる環境があると感じ、入社を決めました。
入社後に感じた価値
入社してから強く感じたのは、「協力して物を作ることの楽しさ」でした。一人で完結させるのではなく、メンバー同士が相談しながら組み立てていく文化があり、提案もしやすいといいます。ベテランから新卒、中途までバランスの良いチーム体制で、話しやすく働きやすい環境だと感じています。
ゲーム業界を目指したきっかけ
機械開発の現場で感じた「プログラミングの必要性」
機械の開発を行う中で、多くのデータ処理が発生し、プログラミングを学ぶ必要がありました。最初は業務上の必要性からでしたが、独学で学び続けるうちに、次第に「自分の武器として伸ばしたい」という意識に変わっていったそうです。
独学から「キャリア」に変わった瞬間
学びが進むほど、プログラミングは手段ではなく、自分のキャリアの中心になっていきました。動くものを自分の手で作れる感覚や、仕組み化で問題を解ける感覚が面白く、さらに深く学びたいと思うようになったといいます。
その頃から、先人のキャリアパスや業界の情報を調べるようになり、「プログラミングを活かすならゲーム開発はおもしろそうだ」と感じるようになりました。作ったものの反応がわかりやすく、チームで改善を重ねていける点に魅力を感じたことも、業界転身の後押しになりました。
カトリーナさんの個性と、向き合い方
「ゲームマニアではない」ことがアイデンティティ
カトリーナさんは、自分を「ゲームをやりこむタイプのゲームマニアではない」と捉えています。これはネガティブな意味ではなく、自分の視点の特徴として明確に意識しているポイントです。
普段から多くのゲームを遊んでいる人が自然に持っている「この挙動は気持ちいい」「このギミックは王道」「このテンポ感が正解」といった感覚が、自分には最初から多くないといいます。だからこそ、ゲームならではの面白さを言語化したり、ギミックを提案したりするときに難しさを感じる場面があると、率直に話してくれました。
一方で、その立ち位置は強みにもなります。既存の慣れや前提に寄りかからず、「なぜそう感じるのか」「どこで迷うのか」を丁寧に分解できます。ユーザーの中にはゲームの文脈に詳しくない人もいるため、そうした視点がUI/UXや導線、説明のわかりやすさを見直すきっかけになることがあります。自分の弱点を把握しているからこそ、学び方や補い方を設計しやすい点がカトリーナさんらしさです。
苦労していることと、補い方
ギミックをうまく提案できないことや、気持ちよさを伝えることが難しいと感じることもあります。そうしたときは、日本語の文章をたくさん読み、インプットを増やすことで理解を深めています。仕様書の読み込みや意図の把握が難しいときにも、読む量や調べる量を増やし、必要に応じてドキュメント担当やデザイナーに質問しながら、解決へ近づけていくスタイルです。
一日の流れ
朝会からタスク整理、実装へ
朝会に30分参加した後、その日のTODOタスクを洗い出し、作業に入ります。出社は10時です。
仕様が読み込めないときの進め方
仕様書が読み込めない場合は、まず情報収集して自力で解決を目指します。それでも難しい場合は、ドキュメント担当やデザイナーに質問し、理解を補完します。
技術的につまずいたときの進め方
エンジニアとして問題が解決できない場合は、コードを細かく分析します。それでも解決できない場合はリーダーに質問し、回答をもらって前に進めます。
まとめ
独学で始めたプログラミングを実務の力に変え、複数現場で経験を積みながら成長してきたカトリーナさんは、得意・不得意を自己理解し、不足があれば行動で補い、チームの中で成果を積み上げています。静かに積み上げながらも確実に前進していく姿勢が、OX ENGINEER STUDIOの現場で信頼を得ている理由の一つだと感じました。

