2018年5月1日で丸3年経ちました。なんだかあっという間でしたね。
ずっとエンジニアとしてキャリアを歩んで来て、技術系に強い会社とか、その時やりたいことによって転職をしていました。なのでフリーランスも経験したり友達と会社作ったりなんてことも経験しましたね。
やりたいことをやるだけだったら、別にフリーランスでいいと思っています。ただ、一人でできることには限りがある。特にゲーム開発とかは大人数で作っていてコンシューマ向けゲームになると100人規模で作ったりもします。
その中でエンジニアが少なくとも10人~20人いる。そこにメンバーとして入って、1つのパートをやるというよりも、自分でチームを作って動かしていくほうがいいなって思ったんです。OX ENGINEER STUDIOは、100人規模でメンバーを増やすという目標があって、そこに携われるのがすごい楽しそうだなと感じて入社を決めました。
私が作ったチームで、もっと大きいものを手がけたり、技術的に面白いものだったり、いろんなことを経験できたら楽しいですよね。
この会社は現場に寄り添うかたちで、人をモノとして扱うのではなく、「その人自身の価値を向上する」というのを一つの目標にしています。「このプロジェクトにはまりそう」だけではなくて、「こっちのプロジェクトのほうがこの人は成長できそう」というところも見ながら取り組んでやっている点では、外から見ていた”THE人材会社”というような悪いイメージみたいなのは変わりましたね(笑)
エージェントと現場の人との連携が強いので自分の希望に沿ったマッチングができるようにしているかなと思います。
この会社は新しいサービスや取り組みをどんどんさせてくれるんです。失敗してもいいからやってみなという感じで。成長するために新しい挑戦をしていかなければなりませんが、そこを積極的に後押ししてくれる会社なのですごくやりやすいですね。
ゲーム業界は”技術の旬”っていうのがすごいペースで移り変わっていきます。だからこそ、機動力が非常に重要ですし、そのためには現場での裁量が必要になります。会社として現場に大きな裁量を持たせてくれているのは、この業界では本当に大きな強みだと思います
案件が複数動いているので、チーム全体をまとめながら、チームも横断して見ています。あとはクライアントとの技術的営業側面でのサポートなどをしています。
事業拡大のために、飛び込み営業的なものをやったこともありました。ゲーム会社のリストを出して、「この会社、うちと組めないかな」というところへ提案しに行きました。
自分のエンジニアのチームだけでなく、デザインチームやいろんな部署の方々と横軸の連携が必要ですが、現場に裁量をもらっているので仕事はしやすいと感じています。
基本的にはOJTが多いですね。ただ「実戦で勉強してこい」というのではなく、個人の価値向上を考えると、どうしても必要なことだから。という考えです。
実際に現場でのプログラム的な技術、業務の中での流れ、先輩への相談の仕方等、技術的なところ以外の部分も必要だと思っています。
C&R社のカリキュラムがあるので、その人の足りない部分を見極めて、その部分のカリキュラム資料を渡して伸ばしてもらったりしています。案件に合わせたラーニング課題を作って事前に勉強をお願いしたりもしていますね。会社でチームとしてやっているからこそできることというか、そこがほかの人材会社とは違う部分だと思います。
個人が育って、社内での信用がある上で面談を受けてもらえると希望も叶えやすいですし、そのプロジェクトに入ってもらうことで、またその依頼先から仕事や案件をもらえたりもするので、長期的に見て、個人が成長できるような取り組みが多いと思います。
メンバーの採用と新人の教育、チームの育成を並行しなければいけないのが大変だったのを覚えています。現場に裁量があって機動力があるからこそ、急ピッチで事業が拡大するので、案件に人が割かれていくし、でも一方で最初は新人を育てたりしながらチームを育てていくことを並行していかなくてはいけないのが大変でしたね。チームを作っていく上で新卒と経験者のバランスも気にしながらの採用活動だったので、より苦労しました。 チームを作っていくのは本当に大変なことばかりですが、でもそれが面白いんですけどね(笑)
前向きで頑張っている人が多いですね。みんなコミュニケーション能力が高いと思います。ゲーム開発はチームで行うものなので、そこの連携という意味でもコミュニケーション能力は欠かせないと思います。人から吸収することができたり、反対に人に説明することで、自分の知見も高められたりできるので、そういった人が成長できると思います。
なので、勉強熱心で目標をもっている方が良いと思います。その為に必要な技術はどんなものがあるよねっていうのを僕らが示してあげて、段階を踏んでいくと、実際に自分の成長が分かってくるんです。「こういうことができるようになった!」っていうのを自分で実感しながらやってもらえたら嬉しいです。
新人に対して、ただ教科書を渡して「ここ読んでおいてね」っていうのは勉強じゃないと思っています。教科書にあるプログラムの言語や環境は道具でしかなくて、ゲームって一つとして同じ作り方のものはないので、実際に作りながら教科書にない部分を学んでいってほしいと思っています。
中間層だと、技術力があっても会社によってやりたいポジションがあいてなかったり、同じところばかり任されてしまったりすることもあるみたいですが、うちの会社であれば違うポジションに入って幅を広げて成長してもらうようにしています。リーダーになりたい人、技術を高めたい人、その人の希望に合わせてポジション決めもしていますね。